運動と発達
昔、私達が外で遊んだ「鬼ごっこ」には子供の運動能力向上にとって大切な基本動作がたくさん含まれていました。 また、子供の発想による「外遊び」には、運動要素だけでなく人間関係の構築や問題解決能力など社会に適応する力・人間力の形成にとって大変重要であったといえます。
体を使った"群れ遊び"をとおして友だちとのコミュニケーションを学び、運動の喜びを経験し、心まで育てていたこと。
また全身運動により体から脳への刺激量が増えることで脳は活性化され、動きのいい身体と人間らしい脳形成が行われるということが分かってきました。
身体を動かす遊びや運動は、丈夫な身体をつくるためだけでなく、実は「脳」や「心」の発達にも役立っているのです。
こんな心配も・・・
- 言葉の遅れが気になる
- じっとしていられない(多動)落ち着きが無い
- 集団の中で孤立してしまう
- かんしゃくをおこす
- 知的な遅れを感じる
- 運動発達の遅れ
最新科学の検証から「運動は脳を強化する」という事実が語られるようになりました。脳が強くなるということは、脳細胞が成長し、機能異常を補います。 このように運動は認知症や不安障がい、うつ病など、脳に起因する障がいや疾病に対し、薬と同じような効果があるという研究報告も出ているようです。また様々な感覚情報を処理する能力が高まり、豊かな感情を育んで発達の土台がしっかりすると言われ、勉強や療育の効果を高めます。
こんな心配も・・・
- じっとしていられない(多動)落ち着きが無い
- 集団の中で孤立してしまう
- かんしゃくをおこす
- 落ち込み
- 知的な遅れ
- 運動発達の遅れ
- コミュニケーションの障がい
よく運動する子どもは、よく学ぶ
誰でも運動すると「気分がスッキリした」「やる気がわいてきた」などの経験があるように、このような子どもたちにとっての運動(体操)は、脳全体が細胞レベルで良い状態になり、不安やうつなどの気分障がいを防ぐ効果や、やる気や注意力を増す効果があります。
のため・ぺっぷでの運動(体操)は上記の運動効果に加え、自分の体を思い通りに動かす能力を高め、危険から身を守る術・バランス感覚や柔軟性を養います。
さらに、私たちがもっとも身につけて欲しい力は自分の感情や気持ちをコントロールし、考えや心を表現できるようになることです。
自分の気持ちを表現できるようになることで、相手の気持ちを理解する力が育まれ、コミュニケーション能力が高まります。人は他者との関わりを通じて、表現方法が次第に豊かになっていき、それに連動して思考や行動が発達していくと考えます。
つまり身体を動かすこと(運動)とは、人の感情や思考能力を直接感じ、高めることのできる育みそのものなのです。
このように、発達に心配のある児童にとって運動は 、心身ともに健康で楽しく生きるために必要であると確信し、運動(体操・スポーツ)を中心とした療育を行うことでお子様の成長をサポート致します。
のため・ぺっぷではこのようなお子様に、体・心・脳のバランスよい成長のため、幼児期から安全に楽しく運動ができる環境が必要であると考え、幼児期のお子様向けの遊びと体操を取り入れた療育、お友達との関わりからルールや忍耐を学び、社会へ出る準備をサポートします。
また、不安や心配を抱えるお母様方がゆとりを持ってお子様に接することができるよう、次のステップへ自信を持って進めるお手伝いを致します。